鍵の種類とその特徴を知ろう
鍵の種類によって、対応方法が異なります
鍵にはさまざまな種類があり、種類によって開錠や修理の方法が異なります。年間1,800件以上の出張対応実績を誇る当店では、一般的に使用される鍵から、古い型の鍵まで幅広く対応しています。鍵穴のあるものならなんでも対応可能!鍵のプロフェッショナルとして、日常生活で役立つ鍵の豆知識や特徴をご紹介し、もしもの時の備えとなる情報をお届けします!
よく使われている鍵の種類
ピンシリンダー錠
一般的な住宅やアパートでよく使われる、ギザギザした刻みのある鍵です。構造がシンプルで、比較的安価に作成できますが、そのシンプルさが原因でピッキング耐性は弱いという特徴があります。出張での開錠・修理も対応可能です。
ディスクシリンダー錠
両端にランダムな刻みがあるタイプの鍵で、鍵穴はくの字型になっています。かつては主流でしたが、ピッキングが簡単にできてしまうため現在では減少しています。ディスクシリンダー錠をお使いの場合、交換をおすすめすることもあります。
ロータリーディスクシリンダー錠
ディスクシリンダー錠の改良モデルで、外観はほぼ同じですが、耐ピッキング性に優れ防犯性が高いのが特徴です。正しい鍵を挿入すると内部構造が回転してロックが解除される仕組みです。開錠には専用技術が必要ですが、当店では開錠・修理にも対応可能です。
ディンプルキー
表面に「くぼみ」がある複雑な形状の鍵で、そのくぼみが鍵穴のピンと一致することで開錠します。繊細な構造によりピッキング耐性が高く、防犯性が非常に高いシリンダー錠です。複製が難しいため出張での鍵作成は対応できませんが、交換には対応可能です。
インテグラル錠
ドアノブに鍵穴がついており、ドアノブと鍵が一体型になった錠前です。シンプルな構造で強度もそれほど高くないことから、トイレ・浴室・室内ドアなどで使用されることが多い錠前です。また、価格が安いため、交換・修理も比較的安価に行うことができます。
プッシュプル錠
戸建て住宅やマンションの玄関ドアに使用されることの多いハンドルタイプの錠前です。ハンドルの押し引きによって開閉する仕組みで、お子様や高齢者でも開閉がしやすいのが特徴。2つのシリンダー錠が付いているものも多く、防犯性にも優れています。
ケースロック
箱錠とも呼ばれ、箱形のケースの中に錠機能が内臓されています。玄関や勝手口などの外まわりのドアに採用されることが多く、金属製の一体構造で破壊に強く、防犯性が高いです。取り付け方法には「面付け型」と「掘り込み型」の2種類があります。
車・バイクなどに使われる鍵の種類
ウェーブキー
表面に波形の溝が彫られている車用の鍵で、この波の模様とシリンダーがぴったりと一致することで開錠する仕組みです。ピッキング耐性が高く防犯性に優れており、車両のセキュリティを守ることができます。出張での開錠・修理・作成に対応可能です。
プレスキー
自転車・バイクに使われる従来からあるシンプルな鍵です。名前の通り、鍵を押し込むようにして鍵穴へ差し込むことで、開錠する仕組みとなっています。単純な構造をしており、身近な工具だけで簡単に開錠できてしまうため、防犯性はあまり期待できません。
スマートキー
鍵穴へ鍵を差し込むことなく、ボタンで開錠ができる自動用の鍵です。電波通信型で便利ですが、専用の設備が必要なため、当店での出張対応は不可となっております。また、故障やトラブル時は専門の業者による対応が求められます。
出張で対応できる鍵/できない鍵
ピンシリンダー、ロータリーディスク、車・バイクの内溝・外溝など
スマートキー、イモビライザー付き鍵、ディンプルキーの作成
鍵の不調に気づくサインとは?
鍵が少しでも引っかかる・重いと感じたら要注意!
鍵がスムーズに回らない
内部が摩耗している可能性あり
折れやすくなってきた鍵は早めの対処を
鍵穴に挿入しづらい
金属疲労が進むと突然折れる可能性あり